こんにちは村山です。
いやぁ、また寒くなっちゃいましたね。
寒の戻りって奴でしょうが、先日は雪まで降っちゃって参っちゃいます。
アパレル人間は春服を着る季節ですが、皆様におかれましては暖かい格好でお過ごしくださいな。
といったものの、先日に引き続き2025年春夏新作バンチブックが入ってきました。
2月末にリネン生地のご紹介をしたばっかりで次はコットンを紹介しようとか思っていた矢先
部屋のインテリアにも部屋着にもリネンを多用するリネン好きの私が、この新作を紹介せずには居られないと思いまして予定変更です。
たわいも無い話ですが、話を聞く限りお客様やスタッフの中でも、先週末から自宅で猛獣を狩るギルドに出入りする方が増えたようなんですよね。
私も昔はよく携帯機で獣狩りをしていたなあと、バンチブックを見ながらそんなことをスットボケてたら思いだしたことが。
皆様、「アイリッシュ・リネン・ギルド」はご存じでしょうか。
アイルランドのリネン産業を促進する組合でして、アイルランドで織られたリネン生地を「アイリッシュリネン」と認定し呼称するんですね~
スパークリングワインとシャンパンの関係みたいな感じ。
以前に比べなんかちょっと減っている気もしますが、久々に公式サイトを見る限り、2025年3月時点では組合に所属するメーカーは9社存在していて
少数ではありますがアイリッシュリネンの伝統と品質を守り続けているわけです。
その中で今回入ってきた新作のバンチの中にはいってた、ギルドに加盟している2社をご紹介します。
SPENCE BRYSON(スペンスブライソン)
1着:¥100,000-(税抜) コンビ:¥70,000-(税抜)
※上記はジャケットのみの価格
スペンスブライソンはアイルランドの地で1891年に創業した老舗メーカーで、特に品質が高い生地を製造することで知られています。
厳選された原材料や丁寧な織りで、テキスタイルメーカーとしては数少なく、ロイヤルワラント(英国王室御用達)を授与されています。
BAIRD McNUTT (ベアー・マクナット)
1着:¥90,000-(税抜) コンビ:¥70,000-(税抜)
※上記はジャケットのみの価格
1912年にドニゴール州にて創業したリネンメーカーで、こちらも100年越えの歴史があります。
ベアーマクナットのリネンは環境にやさしい製造方法を採用し、伝統と最新を融合させた、柔らかくしなやかなタッチ感のリネンを作っています。
スペンスブライソンのリネンはしっかりとした質感で、アイロンを当てればかなりパリッとしたシャープな印象に仕上がります
夏のリゾートやオケージョンで着用するスーツに非常におすすめ。
ベアーマクナットはソフトで洗いざらしにしてもナチュラルな風合いを楽しめるので、デニムのように普段着用に適しています。
アンコンモデルなどでオフィスカジュアルやオフの日のサマージャケットにいかがでしょう。
GINZA Global Style銀座本店
村山