皆様こんにちは。
福岡天神店の小野寺です。
暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
昼間はまだまだ暑いですが、最近夜は少し涼しくなった気がしています。
秋が待ち遠しいですね(笑)
さて、オーダーのメリットや楽しみはたくさんありますが、その中の一つにポケットや裏地の仕様など細かいデザインもお選びいただけるというところがあります。
今回はその中でも腰ポケットについてご紹介させていただきます。
腰ポケットにもいくつかの種類があり、形によって印象が変わります。
まずはじめは水平のフラップポケットです。
この形は基本的な形で、どの場面でも使いやすい汎用性の高い形です。
ちなみにフラップについてですが、元々室内のみで着られていたスーツが外でも着られるようになってからつくようになったと言われています。
したがって原則的には屋外ではフラップを外に出し、屋内ではポケットの中にしまっておくというのがマナーになります。
続いてスラントポケットです。
スラントとは斜めという意味で、その名前の通り、脇腹部分にかけて少し下がっていて、正面から見ると八の字に見えるような形です。
この形は乗馬の際前傾姿勢になった時に水平のポケットだと中の物が落ちやすかったため、それを防止するために生まれたと言われています。
スポーティーですっきりとした印象になるのが特徴です。
続いてはチェンジポケットです。
チェンジポケットとはこのように通常の右脇ポケットの上についてる小さなポケットのことをいいます。
これは元々切符や小銭を入れておくためのポケットだったといわれています。
通常のポケットより上にポケットが付くことにより目線が上に行き、ウエスト位置が上がって見えるという視覚効果もあります。
ちなみにこれは一個人の感覚にはなるのですが、個人的にはチェンジポケットを付ける際は水平の方が相性がいい気がします。
もちろん異論は認めます(笑)
続いてはアウトポケットです。
こちらは同じ生地を上から貼り付ける形のポケットで、パッチポケットとも呼ばれています。
こちらのポケット少しカジュアルにはなりますが、通常のスーツとの差は大きくつけられるので、プライベート用のジャケットとして使いたい方やジャケパンスタイルを楽しみたい方にはおすすめです。
さらにカジュアルさを出したい方はこのように胸ポケットまでアウトポケットにしてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したように腰ポケットだけでもこれだけの種類からお選びいただけます。
オリジナルの生地、オリジナルのデザインで自分だけの1着を仕立ててみませんか。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
福岡天神店 小野寺