デニムやTシャツ、スウェットの重さをOz(オンス)という単位であらわすように、
スーツ生地の重さは目付(めつけ)という単位で表します。
一般的な生地巾である150cm × 100cm分の重さですね。
※Ozは91.44cm × 91.44cmにおけるオンス(28.35g)を指します。
生地の重さを表す単位が複数でも特段困ることはありませんが、
スーツとカジュアルの服を同じ尺度で見ると新たな発見があるかと思い、
スーツ生地の目付に変換して色々と比較してみました!
・オールシーズンスーツ(春秋用)…目付260g
これはもう見慣れた数値ですね。
ロロピアーナ4seasons やドーメルアマデウス365等、
有名メーカーが「オールシーズン着れますよ!」と作った生地は260gが多いです。
・真冬用スーツ、厚手のツイード生地…目付360g~400g
一般的にスーツ用の生地としてはかなり分厚い目付です。
これより重たいスーツ生地はなかなかありません。
・コート用生地…目付400g~500g
コート用の生地は400gを超えてきます。
スーツ生地、空気を含むように織っているのでスーツ生地よりもかなり分厚くなります。
・デニム生地(リーバイスやユニクロ等で一般的な13.5Oz)…目付685g
スーツの目付に換算するとめちゃくちゃ重いんです。オールシーズン生地の約3倍!!
コート生地よりも重い!
コート生地より薄いんですが、身が詰まっていてこの重さです。
元々の出自である鉱山労働にも耐えうる頑丈さはこの重たい目付から来ているのがわかりますね。
ジーンズだけでなく、Gジャンも調べてみると同様の目付が多かったです。
685gのジャケットは、オーダースーツ店のスタッフにとってはちょっと考えられない重さですね…
・Tシャツ(一般的な厚み5~6oz、今回は5oz)…目付253g
オールシーズンのスーツ生地と同じくらいの重さです。
意外と重いんですね。。。逆にスーツが軽いのか…?
・シャツ生地…目付150~180g
シャツ生地は目付で表記されることは少ないのですが、
生地商社のHP等を見るとこれくらいの目付が主流でした。
スーツ生地より重かったらどうしようかと思いましたが、
軽くて一安心です…
ここまで調べてみて、
スーツの生地ってカジュアル服の生地と比べて
かなり薄手だと実感しました。
実際には、この生地に+αで
裏地(キュプラは目付150g)や芯材、肩パッド、ボタンなどが入ってくるので、
Tシャツと違って単純に生地の重さだけで服が完成というわけではありません。
しかし、それでも生地が軽いことに違いはありません。
スーツ生地がゴワゴワではなく、しなやかな理由や、
ブラッシングなどのケアが必要な理由が
単位を統一することで何となく実感できた気がします。
私は気に入ったスーツを結構ヘビーローテーションしてしまうのですが、
生地のことを労わって、もっと頻度少なく大切に着てあげようと思いました。
皆さんもお気に入りのスーツがあったら、
カジュアル服より大分繊細なことを意識して、
優しくケアしてあげてください。
グローバルスタイル・コンフォート 立川高島屋S.C.店
小松
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