ちょっと前に8年ほど大事に使っていた英国製の洋傘が壊れてしまいまして、修理先をずっと探しておりました。
中々、傘の修理を専門で行っている職人は少なく、メーカー修理出そうかと考えあぐねていたところ
都合よく近所に傘修理の専門店ができて一安心しております。
どうもこんにちは村山です。
今年はまとまった雨が続く日が少なくて梅雨自体がどこかへ行ってしまったようですね。
雨の日は涼しくても晴れている日は既に夏日のような気温で、うだるような暑さの中毎朝出勤しているわけでありますが
もう会社では夏期間が始まり背広じゃなくてもいいよという方も多いのではないでしょうか。
今時夏にスーツを着ての出社をしているのはよほど会社の服装規定が厳しいか、自分を律している方なのか、物好きかに分かれそうではありますが。。。
夏の背広に3つ揃いは正直かなりしんどいですし、平凡な上下スーツもなんとなく味気なく感じる方は、問題がなければ上下で様になるダブルスーツをぜひ選択肢に入れてみてもよいのではないでしょうか。
昔は「リーファーヂャケット」なんて呼ばれていたものですが、ヨーロッパではビジネスのほか夏のリゾートスタイルにも人気があったようで
肉厚なアイリッシュリネンやパームビーチクロス(パンピース)などのサマースーツ素材を用いたリーファーヂャケットをカンカン帽などと合わせ、1920年代~50年代にかけて、夏に着用している資料をそこそこ見かけます。
麻のシングルジャケット
ビーチでダブルのジャケットを着る男性(左)
残念ながらパームビーチは現在服地として見かけることは少なくかなり希少な素材であり、リネンも年によって質感が変わるようで、肉厚なものは中々手に入らなくなってきているようでございます。
しかして今年の春の節に入ってきた仏DORMEUIL社から”BELFAST”の生地
DORMEUIL BELFAST 2/2TWILL 320g/m 2/72×1/26 Wool43% Linen57%
- 価格:1着価格 ¥122,000ー(税込み¥134,200-)
- :コンビ価格 ¥74,000ー(税込み¥81,400)
- 色 :BLACK/BEIGE/GREEN/BLUE
ウールとリネンの混紡生地で、肉厚なキャンバス地のような質感があります。
経糸と緯糸で素材を別けることで、リネン100%の生地と比べ横皴が入りにくい構造になっているような感じです。
上下背広でなくてもや替え上着やスラックスだけででお召しいただいてもヨシでございます。
今年は季節を着るのを楽しんでみるのもよいではありませんか。
GINZAGlobalstyle 金座本店 新館
村山