こんにちは
村山です。
表参道店がPREMIUMに改装してから3か月になりましたが
今一度PREMIUM店のみで取り扱ているHeritage J 2.0(以下ヘリテージモデル)の村山的視点のおすすめポイントをクローズアップします。
ヘリテージモデルの本気度が伝わりやすいジャケットのご紹介は一先ずこちらをご参照していただくとして、
あまり取沙汰していなかったトラウザースについて少し触れていきます。
全く然て個人的な所感ですが、本質的なスーツを求める方々はトラウザースに拘りがある方が多い気がします。
特に私もそうなのですがトラウザースはインタック、ボタンフライへの強い拘りがあります。
今日はその話。
タック
ヘリテージモデルのタック(プリーツ)はアウトかインでお選びいただけるようになっています。
アウトタック(リバースプリーツ)は折り込んだヒダが臍側から背側に向かって開いている物を指します。
グローバルスタイルでご用意しているタックパンツはこちらがメインです。
プリーツが直線的に落ち、腰回りをすっきり見せられるアウトタック。
既製服でも度々見かけられますのは体形のカバーがしやすく
ベルトでトラウザースを固定する時などに形を崩しにくい点
ハイウェストな形でしたらブレイシーズも併用しやすい機能美的なところも魅力的ですね。
加えて此方がインタック(フォワードプリーツ)
ヒダが臍に向かって開いていて、下腹部が凹んで見えます。
プリーツからつながるクリースラインがアーチ状に広がるのが特徴的な形
横腰回りにたっぷりと生地を使うので動きやすく、美しい見た目になります。
ベルトを使えば前開き部分が歪みやすい形ではある為、ハイウェスト且つブレイシーズで着用する方がオススメ。
前立て
前開きはヘリテージモデルではファスナーと釦止めの2種類がご選択いただけます。
釦止めのスラックスは今日でこそ中々見られなくなりましたが、画期的で楽なファスナーが主流なのも当然っちゃ当然の理でございます。
釦止めのスラックスで伝えたいのは破損時の修理費用がそれほどからない点です。
ファスナーのスラックスを修理に持ち込んだことがある方に伝わるかもしれませんが
意外と費用が高く、驚いた方もいるんじゃないでしょうか。
釦止めは取れたボタンをご自身で縫われる場合、コストはほとんどかからず、
出先で破損した場合でも応急処置が可能なので安心感があります。
着脱に慣れは必要ですが、デニムのボタンフライほど固くもないのでご安心ください。
毎日稼働する部分ですし、ご自身で良いと思える方をご選択いただければと思います。
ヘリテージモデルでは今日ご紹介したこだわりのディテールでお仕立ていただけますので
気になるかたは銀座・表参道PREMIUMでお待ちしております。
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村山