スタイリストブログ

繊維のすゝめ【横浜スカイビル店】

2023.06.05 
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皆様こんにちは

 

 

皆様いかがお過ごしでしょうか

 

 

今回はスーツに使われる様々な繊維の特徴をご紹介させていただきます

 

 

これから梅雨だけどどの生地が雨に強いのかわからない

 

 

一年中使える生地感ってどんなのと生地に対する疑問がある方必見です

 

 

繊維素材① ウール

スーツの表地に向いた要素を数多く持ち合わせていると同時に

 

 

欠点が少ないことから昔も今もスーツに最も使われる繊維

 

「繊維の王様」といわれるウールです

 

長所1 繊維に空気を含むことができる

 

 

繊維に空気が入り込むことにより、熱伝導率が低いので

 

 

冬は暖かく夏でも織り方次第では快適にすごせます

 

 

長所2 吸湿・放湿性に富む

 

 

表面が比較的にベトベトになりにくく、ホコリの付着が少ないため静電気を防ぐ

 

 

長所3 弾性が高い

 

 

型崩れやシワを起こしにくく、蒸気でもとに戻すのが容易です

 

 

熱可逆性も高いためアイロンで生地を容易に成形でき身体に沿った形状に

 

 

整えるのが簡単です

 

 

短所1 家庭での洗濯に難あり

 

 

家庭での洗濯は難しい生地になります

 

 

短所2 虫食い

 

 

ウールは天然素材なので虫食いが起こる可能性があり

 

 

保管には気を付ける必要があります

 

 

繊維素材② カシミア

 

 

カシミア山羊の毛からできた繊維です。ウールと比べ繊維が細く

 

 

強度はそこまで高くはないのでスーツに用いる際はウールなどの生地との

 

 

混紡のものが多い

 

 

長所1 軽く伸縮性に優れる

 

 

肌触りがしなやかでシワも柔らかくかつ美しく出す

 

 

艶感と光沢感に優れぬめり感のある色彩に仕上がります

 

 

長所2 空気をより多く内包できる

 

 

空気をかなり多く内包できるので冬は特に暖かく

 

 

熱伝導率も低い

 

 

短所1 繊維が細い

 

 

繊維が細いため摩耗に弱いので

 

 

股部分すれやすいようなトラウザーズなどには向きません

 

 

 生地や繊維まで気を使い長くきれいにスーツ使いましょう

 

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