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暮らしを少々豊かにするブログ ~最近話題の「ツイード」とは~【ディアモール大阪店】

2022.10.04 GINZAグローバルスタイル ディアモール大阪店
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皆様こんばんは!どうも片山です!

 

今回はカジュアルからフォーマルまで幅広く名前をみる「ツイード」

 

最近では財布や鞄などの小物にも使われることが多いです。

 

今回は今季注目の「ツイード」についてご紹介したいと思います。

 

 

まずは「ツイード」とは何なのか説明いたします。

 

「ツイード」とはイギリスのスコットランド発祥の毛織物の生地です。

 

短い毛足の羊毛を紡いで作った紡績糸を使い

 

平織または綾織で織り上げる生地を指します。

 

 

では紡毛糸とはなんでしょう。

紡毛とは刈り取った羊毛を揃えたり伸ばしたりすることなく

そのまま紡いでいく製法のことをいいます。

 

 

繊維が短い分使う羊毛の量が多いので

生地が肉厚で保温性が高いのが紡毛織物の特徴です。

 

皆様がよく目にするスーツ生地は紡毛糸とは違い梳毛糸と言われます。

 

梳毛とは同じく刈り取った羊毛の中から均一な長さのものを選り分けて

 

縮れを伸ばし一方向に揃えて作る製法です。

 

基本的に「ツイード」は紡毛糸で作られますが

 

近年では梳毛糸を使った生地も作られています。

 

 

では次に「ツイード」の名前の由来を見ていきましょう。

 

「ツイード」の名前の由来は諸説ありますが

 

主に2つの説があると言われています。

 

 

1つ目はスコットランド南東部に位置するツイード川流域で

 

生地の生産が行われていたことからこの川の名前を取って

 

「ツイード」と名付けられたと言われている説があります。

 

 

もう一つは19世紀半ばにロンドンの商社で販売された際に

 

伝票に”Twill(綾織)“と書くはずが

 

”Tweed(ツイード)”と誤ったスペルで伝票を発行してしまったことから

 

以降「ツイード」と呼ばれるようになったという説があります。

 

スーツ関係の名前の由来は面白いですよね。

 

 

では次に「ツイード」の特徴を4つご紹介しようと思います。

 

 

防寒性に優れている

 

スコットランドの厳しい寒さで育った羊毛は

 

素材本来の暖かさが他の産地の羊毛とは大きく違います。

 

また紡毛織物は糸と糸の間に空気が含まれているので

 

保温性が高く風を通しくいのも防寒性の高さにつながっています。

 

 

耐久性が高い

 

イギリス・スコットランドでは

 

親子3代でジャケットを引き継ぐと言われているほど「ツイード」は丈夫で長持ちする生地です。

 

また起毛素材に比べて毛玉もできにくく

 

きれいな状態で長く使うことができます。

 

 

美しい色柄

 

「ツイード」は何色もの糸を使って織り上げるので

 

グラデーションのある美しい色柄が大きな魅力です。

 

また紡毛ならではネップ(節)が合成繊維にはない重厚な風合いを生み出しています。

 

 

経年劣化による馴染み

 

最初はザラザラとした肌触りで硬い「ツイード」ですが

 

使っていくと柔らかさが増してどんどんと馴染んでいきます。

 

その点ではデニムと似ており愛着を持って長く使うことができます。

 

 

では次に「ツイード」の種類について解説していきます。

 

「ツイード」の中にもいくつか代表的な種類があります。

 

その中でも代表的と言われるのは下記の4大「ツイード」として知られています。

「ハリスツイード」(Harris Tweed)
「ドニゴールツイード」(Donegal Tweed)
「チェヴィオットツイード」(Cheviot Tweed)
「シェットランドツイード」(Shetland Tweed)

 

 

産地によってネップや生地の風合いなどが異なり

 

特徴が変わるのも面白いところです。

 

 

「ハリスツイード」(Harris Tweed)

 

 

「ハリスツイード」はスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島で誕生した「ツイード」生地です。

 

「ツイード」界の代名詞的存在で最高級品質として認知されています。

 

 

「ハリスツイード」は世界でも唯一の国会の制定法で保護されている生地です。

 

100%子羊の新毛だけを島民の家で紡がれたものだけが対象になり

 

その羊もスコットランドのある特定の場所で飼育された羊たちで

 

有機栽培の草を飼料としている羊のみとなります。

 

またウールの選別も手作業で行うなど細かく規定されています。

 

 

 

「ドニゴールツイード」(Donegal Tweed)

 

「ドニゴールツイード」もアイルランド北西部のドニゴール州で生産される生地で

 

「ハリスツイード」に次いで有名な「ツイード」の一種です。

 

「ドネガルツイード」とも呼ばれ

 

その語源はドネガル川の水を使用していたことからきているようです。

 

ドネガル川の水は軟水でこの水が製織後の「ツイード」の仕上げに使うことで

 

しっかりしたハリのある硬めの風合いに仕上げることに適しているようです。

 

「ドニゴールツイード」の特徴としては

 

緯糸にカラーネップと呼ばれる色のついたネップ(節)のある糸を使用します。

 

不規則に表れるカラフルなネップがアクセントとなり

 

ワンランク上の目を引くおしゃれな生地に仕上がります。

 

 

 

「チェヴィオットツイード」(Cheviot Tweed)

 

「チェヴィオットツイード」はイギリスの代表的な「ツイード」生地の一つで

 

イングランドとスコットランドの境にあるチェヴィオット丘陵に生息する

 

チェヴィオット・シープから採取した毛を使用して作られた「ツイード」生地です。

 

チェヴィオット・シープの毛は頑丈で強く光沢と縮れがあります。

 

このチェヴィオット・シープのウールを使用して作られる生地は

 

ハリと光沢感があり派手で大胆な柄が多い特徴があります。

 

他の「ツイード」と比べても色彩がはっきりしているので

 

鮮やかでインパクトのある見た目をしています。

 

 

 

「シェットランドツイード」(Shetland Tweed)

 

 

シェットランド「ツイード」はスコットランド北部に位置する

 

シェットランドという島に生息する羊の毛を使って作られる「ツイード」です。

 

このウールは繊維が細く柔らかい風合いが特徴で

 

他の「ツイード」と比べると軽量で保温性にも優れています。

 

このシェットランド・ウールを使用した「ツイード」は

 

ふんわりとした肌触りで

 

硬めの仕上がりとなるドネガル「ツイード」などとは全く異なる風合いをしています。

 

 

このように案外奥が深い「ツイード」

 

何故近年人気なのかわかるかと思います。

 

是非皆様も「ツイード」を長く愛用くださいませ。

 

 

ディアモール大阪店 片山

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