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GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店の松永です。
10月もいよいよ最終日となりました。
朝晩は肌寒さを感じる日も増え、秋冬の装いがますます楽しくなる季節ですね。
さて、前回から始まりました秋冬生地シリーズ。
第一弾では、ふんわりとした風合いが魅力の「フランネル」をご紹介しました。
そして今回、第二弾としてご紹介するのは、
「サキソニー」です。
そもそも、サキソニーって?
サキソニーとは、細かな起毛感と、柔らかく上品な風合いが特徴の秋冬向けの毛織物です。
前回ご紹介したフランネルと少し似ていますが、サキソニーは比較的毛足が短く、表面がすっきりと整っているものが多いのが特徴です。
例えば、秋冬のウールコートを思い浮かべてみてください。
表面を触ると、ほんのり柔らかく、なめらかな手触りのものがありますよね。
あのような、細かな起毛感となめらかさを併せ持った生地をイメージしていただくと、分かりやすいかもしれません。
もちろん、生地によって厚みや風合いは異なります。
名前の由来は、ドイツの地名?
実は「サキソニー」という名前、ドイツのザクセン地方(英語でSaxony)に由来しています。
この地域は古くから羊毛や毛織物との関わりが深く、サキソニーという名前にも、その歴史が残っています。
普段何気なく耳にする生地の名前にも、土地の名前や歴史が隠れているんですね。
フランネルとの違いは?
ここで少し、前回のフランネルと比べてみましょう。
フランネルは、ふんわりとした起毛感があり、柔らかく温かみのある表情が魅力です。
一方のサキソニーは、比較的細かな起毛感で、すっきりと上品な印象に仕上がるものが多くあります。
簡単に言うと、
フランネルはふんわりとした温かみ。
サキソニーはなめらかで上品な表情。
そんな違いをイメージしていただくと、選びやすいかもしれません。
ただし、生地によっては質感が近いものもあるので、ぜひ実際に触って比べていただきたいところです。
サキソニーの魅力は?
私が思うサキソニーの魅力は、秋冬らしさと上品さのバランスです。
秋冬らしい温かみを感じられながらも、表面が比較的すっきりとしているため、ビジネススーツにも取り入れやすい生地です。
ネイビーやチャコールグレーなどの定番色でも、季節感のある落ち着いた装いを楽しめます。
また、フランネルほど起毛感を強く出したくない方にも、選択肢の一つになると思います。
お取り扱い上気を付けたいところに関して
サキソニーも、摩擦によって毛羽立ちや毛玉が生じる場合があります。
特にパンツの内股や、バッグなどが擦れる部分には注意したいところです。
また、秋冬向けの生地なので、春夏の軽い生地と比べると暑く感じる場合もあります。
着用後は軽くブラッシングをして、少し休ませてあげる。
そんな日頃のお手入れも大切です。

フランネルとサキソニー。
どちらも秋冬らしい魅力を持つ生地ですが、実際に並べてみると、表情の違いが見えてきます。
同じネイビーでも、どの生地を選ぶかで、仕上がる一着の雰囲気は変わります。
秋冬のスーツをお考えの際には、ぜひ色や柄だけでなく、生地の風合いにも注目してみてください。
私も店頭でさまざまな生地に触れるたびに、同じウールでもこれほど表情が違うのかと、改めて面白さを感じています。
次回は、独特の織りや風合いが魅力の「ツイード」をご紹介したいと思います。
それでは、GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店にて、皆様のご来店を心よりお待ちしております。




