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GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店の松永です。
10月も下旬に入り、秋冬のスーツが活躍する季節になってきました。
前回のブログでは、「秋冬らしさは、色だけじゃない」というテーマで、秋冬ならではの生地の表情についてお話ししました。
今回からは、そんな秋冬生地の魅力を、一つずつご紹介していきたいと思います。
まず最初にご紹介するのは、「フランネル」です。

そもそも、フランネルってどんな生地?
フランネルとは、生地の表面に起毛感があり、柔らかな風合いが特徴の生地です。
少しイメージしていただきたいのが、秋冬に使うウールのマフラー。
あのふんわりとした、温かみのある風合いを思い浮かべていただくと、フランネルの雰囲気が少し伝わるかもしれません。
もちろん、生地によって厚みや柔らかさは異なりますが、一般的な滑らかなスーツ生地とはまた違った表情を楽しめます。
同じネイビーやグレーでも、こうした柔らかな表情が加わることで、ぐっと秋冬らしい印象に変わります。
ところで、このフランネル。
実は、長い歴史を持つ生地だということをご存知でしょうか?
フランネルは、イギリスのウェールズ地方で古くから作られてきた生地として知られています。
羊毛を使った織物として発展し、16〜17世紀にはウェールズを代表する生地の一つになりました。
ちなみに「フランネル」という名前も、ウェールズ語で羊毛の布を意味する言葉に由来するという説があります。
今では秋冬のスーツ生地としておなじみですが、こうして歴史を知ると、いつもの生地も少し違って見えてきますね。
では、フランネルの魅力は?
まずは、柔らかな表情と温かみ。
起毛した生地は空気を含みやすく、寒い季節にも取り入れやすいのが特徴です。
そして、もう一つの魅力が、落ち着いた雰囲気です。
一般的な滑らかなスーツ生地と比べると、光沢が控えめなものが多く、柔らかく上品な印象になります。
ビジネスシーンはもちろん、少しカジュアルな着こなしにも取り入れやすいところが魅力です。

それでは、このランネルの気を付けたいところは?
もちろん、良いところばかりではありません。
フランネルは起毛感のある生地なので、摩擦によって毛羽立ちや毛玉が生じることがあります。
特にパンツの内股など、擦れやすい部分には少し注意が必要です。
また、生地によって厚みや重さも異なるため、暖かい時期には暑く感じることもあります。
長く楽しむためには、着用後に軽くブラッシングをしたり、連日の着用を避けて休ませてあげるのもおすすめです。
因みに、どんな方がおすすめ?
例えば、
「いつものネイビーやグレーに、少し季節感を加えたい。」
「秋冬らしい、落ち着いた雰囲気のスーツが欲しい。」
「仕事だけでなく、休日にもジャケットを楽しみたい。」
そんな方には、フランネルも選択肢の一つになると思います。
フランネルの魅力は、単に暖かいということだけではありません。
いつもの色でも、生地の表情がかわるだけで、装いの雰囲気が変わる。
そこが、私の好きなところです。
秋冬のスーツをお考えの際には、ぜひ一度、フランネルの柔らかな風合いにも触れてみてください。
写真だけでは伝わりにくい、生地ならではの魅力を感じていただけると思います。
次回は、同じく秋冬に人気のある「サキソニー」についてご紹介したいと思います。
それでは、GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店にて、皆様のご来店を心よりお待ちしております。



