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GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店の松永です。
オーダースーツを作る時、
「仕事で着るなら、やっぱりネイビーがいい?」
「無地と柄、どっちの方が使いやすい?」
「サイズは細めにした方が格好いい?それとも少しゆとりを持たせた方がいい?」
「パンツの裾丈って、どのくらいが普通?」
「この裏地やボタン、仕事で使っても大丈夫?」
生地の色や柄から、サイズ感、パンツの長さ、そして裏地やボタンまで。
一着のスーツを作るだけでも、実は決めることはたくさんあります。
そして選択肢が増えれば増えるほど、
「結局、どれが正解なんだろう?」
と迷ってしまうこともあると思います。
もちろん、スーツには基本的なルールや着こなしの考え方があります。
ビジネスなのか、結婚式なのか、入学式なのか。
お通夜やお葬式、また、初めてのデートで着る一着かもしれません。
着る場面が変われば、求められる装いも変わります。
その用途によって、おすすめできる色や柄、デザインも変わりますし、サイズにも綺麗に見えるバランスがあります。
ですが、それがすべての方にとっての「正解」なのでしょうか。
私は最近、お客様と一緒に一着を作っていく中で、改めて感じることがあります。
それは、
オーダーに、全員共通の正解はない。
ということです。
例えば、同じ仕事用のスーツでも、
「まずは安心して着られる一着が欲しい」という方もいれば、
「仕事用だけど、少し自分らしさも出したい」という方もいます。
同じネイビーでも、無地を選ぶ方もいれば、さりげなく柄を入れる方もいる。
すっきりとしたシルエットがお好きな方もいれば、動きやすさを考えて少しゆとりを持たせたい方もいる。
パンツの裾も、靴にかかるくらいがお好きな方もいれば、すっきり短めに見せたい方もいます。
どちらか一方が正しくて、もう一方が間違っているわけではありません。
着る人が変われば、その一着に求めるものも変わるからです。
では、正解が一つではない中で、何を基準に選べばいいのでしょうか。
私が大切だと思っているのは、
「その一着を、いつ、どこで、どのように着るのか。」
ということです。
お仕事で着るなら、その職場や立場に合っているか。
大切な場面で着るなら、その場にふさわしい装いになっているか。
そして何より、実際に袖を通すお客様自身が、その一着を気に入って着ていただけるか。
スーツの基本的なルールや着こなしを大切にしながら、その方の用途や好み、体型、普段の着こなしまで考えていく。
その中で、
「この方なら、これがいい。」
という答えを一緒に探していくことが、私たちスタイリストの仕事なのだと思います。
私自身、この仕事を始めた頃は、
「この場合は、どれが正しいんだろう。」
と、“正解”を探そうとすることが多かったように思います。
ですが、実際にたくさんのお客様とお話しし、一緒に生地を選び、採寸をしていく中で、少しずつ考え方が変わってきました。
私が思う「格好いい」と、お客様が思う「格好いい」は、必ずしも同じではありません。
私がおすすめしたい一着と、お客様が思わず手に取りたくなる一着も、時には違います。
だから、私の考えを一方的に押しつけるのではなく、
「何のために着るのか。」
「どんなふうに着たいのか。」
「どんな自分でいたいのか。」
そこを一緒に考えることが大切なのだと思うようになりました。
オーダーには、たくさんの選択肢があります。
だから迷うこともあります。
でも私は、その迷っている時間も含めて、オーダーの楽しさなのだと思います。
色を迷って。
柄を迷って。
サイズを考えて。
裏地やボタンを悩んで。
そうして一つひとつ自分なりの答えを重ねた先に、
既製品を選ぶだけでは味わえない、
「自分で選んだ、自分だけの一着」
が出来上がっていく。
オーダーに、全員共通の正解はありません。
だからこそ、面白い。
そして私たちスタイリストは、その答えを決める人ではなく、
お客様と一緒に、その方にとっての答えを探していく存在でありたい。
私はそう思っています。
もし、
「何を選べばいいか分からない。」
「自分には何が似合うんだろう。」
そんなふうに迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、あなただけの一着を考えていきましょう。
それでは、GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店にて、皆様のご来店を心よりお待ちしております。


