皆さまこんにちは、いまにも溶けそうな金森です
今日の東京は朝から30℃を超えていたそうですよ、信じられないです
夏始まったばかりですけど、酷暑三昧過ぎて8月が怖いです
さて今回のブログでは、イタリア生地とイギリス生地の違いについてお話しようかなと思います
まずざっくりこの2つの違いは
イタリア⇨軽くて柔らかい。発色綺麗で艶感ありな煌びやか生地
イギリス⇨ハリコシあってカッチリ、マットめで硬く落ち着きトーンな生地
といった感じです
⇓イタリア生地

⇓イギリス生地

ところで、なんでこんな違いが生まれたのかなんですけど、
イタリアは晴天の日が多いので湿気も少なく、ウールの天敵である湿気の対策を組む必要がない上に、日差しがきつい日が多いので少しでも涼しく快適に過ごせるように、繊細な糸で軽やかな通気性のいい生地が作られています
一方のイギリスは、霧の街ロンドンと言われるくらい曇りが多く、湿度も高いので、湿気に負けないようにする工夫が必要なため、複数の糸を撚り合わせる強撚糸でガチガチにしています
しかも寒い日が多いので、イタリアとは対称的に空気を遮断するような生地が好まれ、ツイードやフランネルといったものが発展しました
土地柄?国民性?的にも、
イタリアは自然体な色気を好むので、生地が柔らかくほぼ布のようなものや、さらに艶感もあると体のラインがはっきりしますし、そういった生地で自分の肉体美とか色気を出していく文化なのでしょう
一方イギリスは、誰が着ても強そうな男らしい体格に見えるように、分厚い肩パットや芯地を使い体型補正をしている感じで、あえて少し窮屈に作られており、品格のあるジェントルマンな体勢をキープできるようになっています

(上:イタリア生地のREDA 下:イギリス生地のFOX)
シワも服が自分になじんできた味として楽しみ、己の体をありありと色気として表現するイタリア
シワを許さず変わらぬ品格を保つため体型を隠し、鎧のようにがっちり着るイギリス
という美学がそれぞれの国に根づいて出来た違いみたいです
ちなみに、スーツの発祥自体はイギリスで、イギリス王室や貴族の服がルーツとなっていて、そこから普段使いできるような楽目なデザインになっていったのが、スーツの原型だそうです
その後、20世紀にイタリアへと伝わり、こんな服堅苦しい!となり、パットなどの硬いものをなくして、今のラフ目なスタイルが生まれたそうです
で、映画ローマの休日で世界的なものになったらしいです
以上豆知識ブログでした!
立川髙島屋S.C店 金森



