日本の蒸し暑い夏、ビジネスマンにとって最大の敵は「湿気」です。通勤のたびにスーツが肌に張り付く不快感に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな過酷な日本の夏を「快適」から「快感」へと変える、ドーメル社の名作「トニック(TONIK)」をご紹介します。なぜ服飾愛好家たちが、夏になるとこぞってこの生地を指名するのか。その理由をスタイリストの視点から紐解きます。

■伝説の生地「トニック」が愛される理由
1957年に誕生したトニックは、モヘアとウールを混紡し。強撚糸(きょうねんし)を使用して織り上げられたドーメルの代名詞的素材です。
Ο 唯一無二のハリと通気性
トニックの最大の特徴は、モヘア由来の「シャリ感」と「強いハリ」です。生地の組織密度を保ちつつも糸に強い撚りをかけているため、肌との接地面積が少なく、空気が生地の間を通り抜けるような圧倒的な通気性を誇ります。湿気の多い日本の気候において、これほど理にかなった素材は他にありません。
Ο 型崩れしない復元力
出張先で長時間座り続けても、驚くほどシワになりにくいのがトニックの強みです。着用後、一日ブラッシングしてハンガーにかければ、まるで仕立てたてのような凛とした表情を取り戻します。

■スタイリストが提案する「トニック」の仕立て方
トニックの持つハリ感と立体感を活かすなら、私は:**「英国調の仕立て」**を強く推奨します。
肩から胸にかけての構築的なラインと、トニック特有の艶やかな光沢は、ビジネスシーンで圧倒的な威厳を放ちます。また、夏場でも「あえて総裏にする」という選択肢もトニックであれば可能です。通気性が極めて高いため、裏地をつけることでシルエットの美しさを維持しつつ、真夏の直射日光からも体を守ることができるのです。
■今すぐできるアクション
トニックは、単なる機能性素材を超えた「嗜好品」です。一度袖を通せば、その軽やかさと仕立て映えの良さに、きっとこれまでの夏スーツとの違いを実感していただけるはずです。
現在、店頭には希少なトニックの生地をご用意しております。ぜひ一度、その手触りとハリを確かめにいらしてください。貴方の夏を、一生の思い出に残る一着と共に過ごしてみませんか。

名古屋セントラルパーク店 黒川
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