こんにちは。

 

今回は、Premium業態についてご紹介します。

 

 

横浜スカイビル店は、昨年Premium Marunouchiと名称が変わりましたが、具体的に大きく変わったところは３点あります。

まず１点目が取り扱い生地の種類が増えました。そして２点目はスーツのモデルのバリエーションが増えた点。最後に既製靴の取り扱いがスタートしました。

 

こういった変化がある中で、今回は生地のご紹介をさせて頂きます。

大きな括りとして「Premium限定生地」として販売をしており様々な生地メーカーの物が入荷されておりますが、今回はホーランド＆シェリーをご紹介します。

 

 

ホーランド＆シェリーは１８３６年にロンドンでスタートした服地マーチャントであり、世界有数の服地コレクションを誇っている老舗メーカーですが、H＆Sらしい生地がグローバルスタイルにも揃っております。

まずは、右手の生地ですがブラックをベースに１cm四方のペーンが入っております。モダンな雰囲気の中にも懐かしさが感じられ、クラシック回帰の大きな流れがある中で、とても時代にマッチしており弊社のカイザーレジェロモデルとの相性が抜群かと思います。

左手の生地もミドルグレーをベースとしたピンチェックであり、上記と同様にシックな着こなしを手助けしてくれるかと思います。

 

 

次はこちらの２つの生地です。右手は私の一押しの生地であり、オフホワイトをベースとしたハウンドトゥースですが、よく見るとブラックとグリーンで柄が構成されています。フレンチな装いがしたくなる生地ですので、ウエストンの１８０タンカラーを履き、白のタブカラーのオックスシャツでレジメンタルのタイを締めたくなります。レジメンタルの柄は個人の感性が出る所ですね。また、ジャケットやスラックス単品使いでの着用がとてもしやすい生地ですので、汎用性の高さも魅力的です。

左手の生地はグレーのグレンチェックです。英国らしい雰囲気を纏っているためダブルのスーツもとても良いですし、シングルでカイザーレジェロモデルのような軽いお仕立ても今の流れにマッチしているかと思います。

 

 

最後にネイビー系の生地たちです。

これらは先述した生地たちの色違いとなっておりますが、色味が異なるとここまで雰囲気は変わってきます。

中央のグレンチェックに関してはジャケパンのジャケットにも着回しが出来そうですのでとてもおすすめです。

 

そして、今回ご紹介した生地たちは糸の撚りが強く反発性があるため、シワに対してとても強いです。

生地見本でシワを付けようとしてみましたがなかなか付きません。ですので、クールビズでシャツ一枚にスラックスのシーンも増えてくるこれからの時期に、パンと張った綺麗なスラックスが欲しいといった方々に強くおすすめです。

 

 

今回は、「Premium限定生地」の中から、ホーランド＆シェリーの生地をご紹介しましたが、同じくH＆Sのジャケット生地やDORAGOなど数多くご用意しておりますので、次回以降そちらもご紹介させていただきます。

 

横浜スカイビル店

福田