こんにちは。

横浜スカイビル店、福田です。

 

昨今はクールビスや冷暖房設備の発展によって、プライベートの服は衣替えするがスーツはしないという方も多いのではないでしょうか。

もちろん所謂なオールシーズン物と呼ばれるスーツを着用し続けることが悪ではないですが、また違う楽しみ方ができるのがスーツという服装が紳士服において廃れない理由だとも思います。

 

そこで今回は秋口～春先にかけて着用しやすい生地、カバートクロス・キャバルリーツイルのご紹介をさせていただきます。

 

カバートクロス・キャバルリーツイルとは生地コレクションの名称ではなく、生地の織り方の名称を指しています。

この織り方は綾が急傾斜で糸目が詰まっているのが特徴です。

 

また、元来狩猟時のコートとして使われていたように、耐久性やシワのなりにくさも突出して素晴らしいです。

 

そういった背景もあり、カバートクロス・キャバルリーツイルの生地は厚くて重たいものではありましたが、近年ではカノニコなどが目付け４４０ｇ/mの生地や、さらに軽い３２０ｇ/mの生地も打ち出しています。

そんな、カバートクロス・キャバルリーツイルの生地で仕立てたスーツは、クラシックでありながら都会に映える素晴らしい仕上がりになります。

 

（引用:iki-nagoya.net）

こちらは３２０g/mのカバートであり、これらの生地は上下揃いのスーツとしては勿論、上下違う生地で組み合わせるジャケパンにおいてもスタイリングの幅が広くお召いただけます。

ツイードのジャケットに対してカバートのスラックス、カバートのジャケットに対して色違いのカバートのスラックス。さらには普段着られているようなスラックスに対して合わせることでオフィスカジュアルにもなります。

 

 

こちらは４４０g/mのカバートであり、より郊外の雰囲気を強く感じます。

そのため、タイドアップのみでなくニットを合わせるなどドレスダウンしたスタイリングもお勧めできます。

 

このように同じ織り方でも仕上がり後の印象が変わる為、勿論仕上り後のイメージが湧きにくい方にも全力でご注文のサポートをさせて頂きますが、どのように着たいのかなどのイメージを少しでもお持ちであると、より楽しく生地をお選びいただけるかと思いますので、ご来店の際には是非「カバート、キャバルリーの生地ある？」とお申し付けください。

たくさんの生地をご用意しております。

 

尚、お仕上がりまで１カ月程お時間を頂くオーダー品になりますので、秋冬物をご検討の方はお早めのご来店をお待ちしております。

 

横浜スカイビル店

福田

---

 

住所　　　　〒220-0011