みなさんこんにちは。

 

 

スーツをオーダーする際に必ず決める、

 

スラックスの裾口 ― シングル or ダブル。

 

悩まれるお客さまも多くいらっしゃいますので、

 

それぞれどんな印象になるかをご紹介していきます。

 

 

※裾口は細い～太いでだいぶ印象が変わってきます。

 

今回は私のスーツを例とするとので、細めの方向けのご案内となります。

 

 

まずは、シングル→ダブルと、続けて見ていただきます。

 

 

 

感じ方は人それぞれだと思いますが、

 

一般的には靴まで障害物のないシングルの方がスラっと見えるといわれます。

 

そして、ある程度短い丈の場合は、裾に重みがある分ダブルの方がシルエットが綺麗といわれます。

 

↑の画像を見直してみても、たしかに、そんな感じがしてきます。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

ここからは、私個人の考えを書いていきます。

 

裾巾を細くしている場合は、スラックスが足と当たって、どうしてもシワが現れます。

 

 

シングルの場合は、スラックスの一番下の部分までシワが現れることも多く、

 

スラックスがよれっとした印象のまま靴に繋がることになります。

 

 

しかし、ダブルの場合は、しわが現れたとしても、

 

折り返し部分だけはシワは現れません。

 

 

一呼吸置く感じといいましょうか。。。

 

そこでいったんシワがリセットされ、

 

シワのない折り返し部分→靴に繋がるので、

 

カッチリとした印象になりやすいのです！！

 

 

フォーマルウェア（厳密には燕尾服やタキシードなど）はシングルで、

 

それ以外はダブルでも問題ないというドレスコードがあるため、

 

シングルはカッチリしていて、

 

ダブルはカジュアルっぽい、みたいな風潮がありますが、

 

見た目の印象は、ダブルの方がカッチリしているとおもいます。

 

※個人の意見です！！

 

 

ですから、こちらの記事をご覧いただいたお客様は、是非、

 

ビジネス用のスーツを仕立てていただく場合は、

 

裾口をダブルで仕上げていただきたいなと思っています。

 

 

もしくは２パンツにしていただいて、一本ずつ変えて試されるというのもおすすめです。

 

※上記の内容はあくまで個人的な意見です。

 

「こういう考え方もあるんだな」くらいに捉えていただけたら幸いです。

 

 

グローバルスタイル池袋東口店　小松