こんにちは。広小路通り店の蘊蓄大好き黒川です。
当店に新しい生地が入荷しました。イギリスが誇る老舗生地メーカー、John Foster(ジョン・フォスター)社の「2by2(トゥー・バイ・トゥー)」シリーズです。

John Foster社とはどんなブランド?
John Fosterは1819年、当時21歳のジョン・フォスターがイギリスのウエストヨークシャー州ブラッドフォード郊外、クイーンズベリーにて創業した生地ブランドです。創業から200年以上が経った今もなお、その品質への探求心は変わりません。
1843年には500台もの織機を持ち、1851年までにその地域の中心となり事業を展開。ロンドン万国博覧会に出店した際は、モヘア生地で一等、糸では金メダルを獲得するほどのクオリティーを誇り、その頃から世界的に認められるブランドでした。
品質の安定度が高く、テイストは英国のクラシックスーツの持ち味が底流を支えつつ、現代感覚を併せ持っています。そのためクラシックテイストながらまったく古めかしくなく、今の時代に違和感のない洗練された品格が漂うスーツとなるのが特徴です。

John Foster社の生地が持つ独特の魅力
John Foster社の生地が他の英国生地と一線を画すのが、その絶妙なバランス感です。英国生地の特徴はコシがあることですが(シワになりづらく、耐久性がある)、John Fosterの生地は程よいコシがありつつ固すぎず、イタリア生地のような軽くてしなやかさもあるのが特徴です。簡単に言うと、英国生地とイタリア生地の良いところどりの質感になります。
ほどよい目付と肉感でカッチリとしたブリティッシュなスタイルから、生地のドレープ感を活かしたイタリアンまで幅広いスタイルに対応できるのがジョン・フォスターの強みです。コシもあり、軽い生地でありながら価格メリットの高い生地と言えます。

「2by2」はどんな生地?
2by2(トゥー・バイ・トゥー)とは経糸2本と緯糸2本を交差させる綾織の一種です。この織り構造により、生地にしなやかさとハリ感が生まれ、美しいドレープと優れた耐久性を両立しています。表面には独特の細かい斜め目が現れ、上品な光沢感と奥行きのある表情が魅力です。
また2by2の織り方はシワへの復元力が高く、長時間の着用や移動が多いビジネスシーンでも、シャキッとした状態をキープしやすいのが大きな特徴です。スーツに仕立てた際の美しいシルエットと、毎日快適に着続けられる実用性を兼ね備えた、まさにビジネスマンの頼れる一枚です。

こんな方におすすめです
硬すぎない柔らかすぎない絶妙な生地感は着用すると気持ちも引き締まり、上品さとクラシック感で男の品格を演出することができます。落ち着いた雰囲気ながらも質の高い大人のスーツを求める方に特におすすめです。
英国生地に初めて挑戦してみたい方から、本物の品質にこだわりたいベテランの方まで、幅広くご満足いただける一枚です。ぜひ一度店頭で手に取ってみてください。その絶妙な質感をぜひ実感していただければと思います。スタッフ一同、心よりお待ちしております。
名古屋広小路通り店 黒川



