皆様こんにちは。

広島パルコ新館店の小野寺です。

 

 

6月も中旬に差しかかり、いよいよ梅雨本番ですね。

新社会人の方はそろそろお仕事や生活スタイルにも慣れ始めたころではないでしょうか。

 

学生時代スーツを着る場面と言えばご入学式やご卒業式などの式典、または就職活動の時など限られた場面だけだった方が多いはずです。

 

しかし社会人になると毎日着たり、会議で着たりと確実に学生時代よりはスーツを身にまとう回数が増えたのではないかと思います。

 

 

 

スーツを着こなす上でのポイントは多くありこのブログだけでは書ききれませんので、今回は挿すだけで見栄えが変わるポケットチーフのお話を少しだけ。

 

まずはチーフを入れる場所。つまり胸ポケットについてですが、元々は存在しなかったディテールです。

 

最初に胸ポケットがついたのは19世紀半ば、チェスターフィールドコートからだと言われています。

そのため、当時はチーフではなくグローブを胸ポケットに入れていたのだとか…

 

現在はグローブも腰ポケットやバッグに入れられる方が多いのではないかと思いますが、胸ポケットに入れるとクラシカルで紳士な印象になるかもしれませんね。

 

 

そこから1920年代に入りようやくチーフを挿す目的でジャケットにも胸ポケットが施されるようになったようです。

これにより実用品としてのハンカチを、装飾として胸ポケットに挿すという習慣が紳士の間で定着していったんですね。

 

 

さて、チーフや胸ポケットの起源の話はこの辺にして、本日私が挿しているチーフがこちら

 

 

白麻無地のチーフでございます。

フォーマルシーンからビジネスシーンまで用途問わず挿していただけるものですので、1枚持っておくことをおすすめいたします。

 

ちなみにこの挿し方はTVフォールドといい、最もベーシックな挿し方です。

 

 

 

慣れてくるとこのような柄物を挿してみてもいいかもしれませんね。

チーフについてはスーツ、シャツ、ネクタイの色味で合わせてあげるのがベターだと思います。

 

また、スーツの釦や時計、メガネなど小物の色に合わるなんてのもお洒落ですね。

 

 

チーフの挿し方などはまたいつかのブログで。

 

 

皆様の着こなしのお手伝いが出来れば幸いですので、ぜひご来店をお待ちしております。

 

 

GINZA Global Style COMFORT 広島パルコ新館店

小野寺